全国最年少防災士が行く!⑧淀川区(2/27)

大阪市内各区のまちに様子から災害リスクを見つけ、備えにつなげる連載。

第8回は淀川区を訪問し、山本正広区長にお話を伺いました。

【淀川区の特徴】

・人口181,004人(市内2位)、世帯数100,035(市内1位)

 面積12.64㎢(平成31年1月現在)

【淀川区の災害リスク】

・淀川と神崎川に挟まれた地形(両川が洪水になると区内ほぼ全域が浸水)

・南海トラフ地震による津波発生時には、西淀川区から津波が浸水(ほぼ全域が浸水)

・乗降客数30万人を超える新大阪駅がある

【淀川区の災害対策】

・津波避難ビルの整備を進め、現在161施設が登録

・淀川区内全18地域で自主防災組織を立ち上げ訓練を実施

・区長は区役所まで3分で到着(災害用住宅)

・中学生を対象としたジュニア防災リーダーの設立

【防災のために小学生ができること】

・普段から家の周りなどで危険個所を見つけておく

・津波警報発令時には垂直避難

【インタビューを終えて】

・淀川区は、高層マンションと古い町並み、ターミナル駅、河川、専門学校、工場など様々

 な要素が凝縮されており、多岐にわたる対策が必要

・新大阪駅を中心に民間企業、地域諸団体、鉄道事業者、行政で作る「新大阪駅周辺帰宅困

 難者対策協議会」の発足など、様々な垣根を越えた連携を進めている


大変お忙しい中、資料まで作成頂き丁寧にご説明くださいました。

山本区長、ありがとうございました。

わたし×防災を科学する IxBosai Laboratory(アイビーラボ)

災害への備えは人それぞれに必要なものが違います。 子ども、子育て中のママ、お仕事中のパパ、高齢者、外国人…。 いつ災害が来るかわからないからこそ、自分たちにぴったり合った 「わたしスタイルの防災」が必要です。 私たちは「防災のコンシェルジュ」です。