災害後の暮らしで命と健康を左右する「食」の重要性にフォーカスし、様々な食の制限のある人々の存在を知り、共に生き抜くために必要な事柄を学ぶオンライン講座を実施しました。
前半は防災時の「食」について。大阪市を例にとり、実際の備蓄状況や東日本大震災、熊本地震の際の状況を基に、自身や家族、周りの大切な人のための備えを考えてもらいました。
また非常時においても、アレルギーや持病のほか、外国にルーツを持つ人々や宗教、生活習慣の違いなど、多様化が進む社会において相互理解と共助の精神がますます必要になっています。
後半は、海外での業務や国際ボランティアの経験をお持ちの山崎智子さん(日本フードバリアフリー協会 事務局長)をゲスト講師にお招きして体験談を交えながら、私たちのすぐそばにある「食の異文化」についてお話を頂きながら、事前に送付した「ハラール認証済非常食」のビリアニを、画面越しではありますが一緒に調理し、一緒に食べながらお話しました。
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