大阪市内に年々増加するマンション。
新たな住民を迎え入れる側となる地域との関係構築は、福祉•防災の観点からも非常に重要な問題です。
今回、防災を切口にマンションに特化したセミナーを開催したところ、マンション住民、地域役員はもちろんのこと、まちづくりセンター、各区役所防災担当、各区社協あわせて68名の参加を頂きました。
講師は大阪市立大学大学院の生田准教授。
「マンションの災害リスクと災害への備え」と題し、わが国におけるマンション(共同住宅)の移り変わりから、大阪市の現状、マンション防災について、過去の災害時のデータを交えながら、一見安心安全の象徴のようなマンションが抱えるリスクやその対策についてご講演頂きました。
パネルディスカッションでは、生田先生をコーディネーターに、
HITOTOWA INC. まちのね浜甲子園事務局長の 奥河 洋介さん、
新東三国地域活動協議会副会長の 増田 裕子さん、
防災企業連合関西そなえ隊の 松尾 紀明さん
をお迎えし、それぞれの立場からマンションの防災対策、地域との関係づくりといったテーマでディスカッションして頂きました。
ご登壇頂いた方々のお話に皆さん引き込まれ、予定の90分があっという間に過ぎていきました。
今回のセミナーをキッカケに、“もの”だけでなく“つながり”の備えについても考えて頂ければ幸いです。
ご参加頂きましたみなさん、ありがとうございました。
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