全国最年少防災士が行く!⑤中央区(2/14)

大阪市内各区の町の様子から災害リスクを見つけ、備えにつなげる連載。

第5回は中央区を訪問し、田端尚伸区長にお話を伺いました。

【中央区の特徴】

・人口96,725人、世帯数61,651、面積8.87㎢(平成30年2月1日)

・官公庁、オフィスが密集

・大阪城、道頓堀といった観光施設。大阪城ホール、ピース大阪といった集客施設。なんば、天満橋といったターミナル駅を抱える


【中央区の災害リスク】

・平成22年国勢調査において夜間人口78.687人に対し、昼間人口465,786人とおよそ6倍

・海外からの観光客の増加による多言語対応


【中央区の災害対策】

・各地域にガスボンベ対応発電機の設置

・直近参集制度(大阪市職員のうち中央区に居住する職員のリストを管理し、非常時は勤務先ではなく最寄りの区役所へ参集する仕組み)の整備(大阪市全域)


【防災のために小学生ができること】

・落ち着いて、自分の命は自分で守る。

・小学校が避難所になる場合は、内部をよく知る者として手伝ってほしい。


【インタビューを終えて】

・オフィスビル街を実際に歩いてみると、ガラスを多く使っている建物が多く、非常時にはガラス片の飛散が考えられる。

・様々な人が集まる場所であり、多言語対応も早期に必要であると思った。

・地域の一員として、企業も住人の一人として一緒に考えることが大切。


田端区長、ありがとうございました。

わたし×防災を科学する IxBosai Laboratory(アイビーラボ)

災害への備えは人それぞれに必要なものが違います。 子ども、子育て中のママ、お仕事中のパパ、高齢者、外国人…。 いつ災害が来るかわからないからこそ、自分たちにぴったり合った 「わたしスタイルの防災」が必要です。 私たちは「防災のコンシェルジュ」です。