2019年3月、新たに地図記号として制定された「自然災害伝承碑」。
現在、大阪市内には3基が指定していされています。
その中でももっとも有名なのが
大阪ドームのほど近く、大正橋のふもとにある「大地震両川口津浪記」です。
安政東海・南海地震(1854年12月23・24日)により、大阪の街を襲った津波について記録されており、また1707年に起きた宝永地震の教訓を生かせなかった戒めとして後世に残すため設置されています。
道路の拡張や橋の付け替えにより何度か移転を繰り返していますが、地域の保存会が中心となって毎年墨入れを行い、後世につなげる活動を継続されています。
今を生きる私たちも、次の世代へ伝えていくことが必要なのではないでしょうか。
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